中国・アジアの工場進出情報

2018.3.15 Vol.30 No.5
ビジネスレポート
DICAジャパンデスクの2人に聞くミャンマーの日系企業の動き

 ミャンマーのDICA(投資企業管理局)はミャンマー計画・財務省傘下の局でミャンマー投資委員会(MIC=Myanmar Investment Commission)の事務局でもある。DICAジャパンデスクには2人の日本人が2014年3月から常勤している。日本企業のミャンマー投資を促進するためDICAが在ミャンマーの日本大使館にジャパンデスクの設置を要望したことを契機に2014年3月に実現したもので、JETRO(日本貿易振興機構)とJICA(国際協力機構)からそれぞれ一人がヤンゴンのDICAビル内に派遣され席を並べて日本からのミャンマー投資検討企業などの相談に応じている。JETROとJICAが同じ部屋で仕事をしているケースは世界中でこのミャンマーだけだという。日本企業の投資が急増中という現状ではないが、それでも実際にジャパンデスクの部屋を訪問してくる日本企業は日々数件あると言い、2人がそろって応対することが多い。すでにミャンマーに投資している企業からの電話やメール応対も多いという。
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