中国・アジアの工場進出情報

2017.11.1 Vol.29 No.19
バンコクレポート
タイ湾の大型ガス田、11月に入札告示
天然ガス不足は必至、LNG輸入が急増へ

 環境保護団体の反対などにより遅れていたタイの資源開発がようやく動き始める。政府はタイ湾の大型天然ガス田「エラワン」と「ボンコット」の更新入札を11月中にも公示する予定だ。両ガス田はタイ国内で消費する天然ガスの約4割を生産しているが、2022〜23年に事業権が切れる予定で、昨年から事業権更新の入札を準備してきた。また2011年から延期となっている21回目の資源入札も両ガス田の入札が終わった2018年に実施する方針。
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