中国・アジアの工場進出情報

2017.6.15 Vol.29 No.11
ビジネスレポート
「ミャンマーで物語を作る」社の土屋会長が目指す初の女子大設立

 ヤンゴンに「ミャンマーで物語を作る」(Myanmar Story Making Co., Ltd. =MSM)という変わった名の日本企業がある。MSMの会長である土屋昭義(つちや・あきよし)氏は浜松市出身の起業家で「30代には建設業を始め10以上の業種で起業しました。私は経営者というよりも起業家として企画力はあると自負しています」という。建築の企画設計ビジネスで成功して60歳になった(昭和25年6月3日生まれ)土屋さんはハッピーリタイヤしてゴルフ三昧などの老後生活を日本で送れる身分だったが、「60代を充実した日々にしたい」と考え、育てた年商数十億円以上の会社を閉じ「人生もう一回やってみよう」と2012年にミャンマーに移り住んだ。「ミャンマーで学校?」と奇異に見る知人もいるが、「土屋さんは浜名湖のクジラだからいずれ大海に出ていくと思っていた」とも言われている。
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