中国・アジアの工場進出情報

2017.4.1 Vol.29 No.6
ビジネスレポート
20代でカンボジアにSEZ(経済特区)などを起業した
日本人起業家

 山本貴宏(やまもと・たかひろ)氏は大阪府堺市出身で1987年5月22日生まれ、現在29歳の若手起業家。2011年からカンボジアの首都プノンペンに住み、最初に人材派遣や日本への技能実習生向けの訓練校、派遣機関などを始めるために「RIKUYOカンボジア」をスタートさせた。2013年4月にはタイ国境であるポイペトに総面積167ヘクタールのSANCO(サンコー)SEZ(経済特区)を完成、すでに日本発条、豊田通商などが稼働している。同SEZの開発運営会社としてカンボジアのパートナーとSancoCambo Investment Group Co., Ltdを設立、日本側代表として山本氏は49%の株を保有している。山本氏は起業にあたって「勝てる場所で勝負する」を念頭に、日本を含むアジア各地で他のビジネスも開始、その立ち上げなどでプノンペンを本拠としてアジア各地を飛び回っている。
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