中国・アジアの工場進出情報

2016.12.15 Vol.28 No.22
産業アナライズ<機械>
国内のシールド掘削機メーカー、
五輪後を見据え海外事業を拡大
JIMテクノロジーの三木社長、中国・ASEAN市場に注目

 JIMテクノロジー(JIMT)はIHI、JFEエンジニアリング(JFEE)傘下のジャパントンネルシステムズ(JTSC)と三菱重工業(MHI)傘下の三菱重工メカトロシステムズ(MHI-MS)のトンネル用シールド掘進機事業の統合により2016年10月に設立された。国内シールド掘進機トップシェアのJTSCと世界規模の実績と高い技術力を有するMHI-MSのトンネル用シールド掘進機事業の統合は技術の補完効果も大きく、競争力の更なる強化を可能とする。JIMTは統合の相乗効果を早期に発揮し、国内需要の確実な取り込みと、中国・ASEAN諸国を中心に海外展開を加速させ、世界市場におけるリーディングカンパニーへの飛躍を目指す。三木孝信社長に今後の方策を聞いた。
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