中国・アジアの工場進出情報

2016.9.15 Vol.28 No.16
FOCUS<2016年上半期の国別・投資状況(下)>
[シンガポール]
FDI総額は前年比35.1%減、日本企業の投資は15.7倍と急増

 2016年上半期におけるシンガポールに対する外資直接投資額は、前年比で35.1%減と大きく落ち込んだ。主要投資国である米国からの投資が74%減少したためで、石油・天然ガスを含めた化学分野で投資が鈍化したことによる。一方で、日本企業による投資は15.7倍と急増した。2015年上半期の投資が大きく落ち込んだ反動もあるが、2014年上半期と比べても2倍近い規模となっており、日本企業のシンガポールに対する投資先としての評価が上昇していることが見て取れる。投資内容はASEAN統括会社の設立がメイン。日本企業による同域内での投資およびM&A案件はシンガポール法人を通じて行われるケースが増えており、今後も同国への投資は増加していくことが予想できる。
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