中国・アジアの工場進出情報

2016.8.1・15 Vol.28 No.14
ビジネスレポート
C.MグループのC.M.セールスの杉山高史社長に聞く
スチールケースの家電や物流向け販路の拡大狙う

 バンコク郊外でチャオプラヤ川を西に渡ったサムットプラカン県プラサムットチェディのチャオプラヤ川に沿った道路に面しC.M.マニュファクチャリング(C.M.MANUFACTURING CO., LTD.資本金7千万バーツ)の工場がある。工場敷地は1万平方メートル、同敷地内のグループ工場も含めれば3万2,000平方メートルの大工場。C.M.マニュファクチャリングCo.,Ltd会長など、多くのグループ企業のCEOを務めるプラシット(DR. Prasit Kanchanasakdichai)氏は、タイの建設現場で使用されるスチール製の足場を製造、顧客のほとんどがタイの日系ゼネコンであるThai Const & Building Manufacturing PCL.とThailand Iron Works PCL.というタイ証券取引所に上場している2社の会長も兼務している。やはりグループ会社の一つとして2003年9月10日に設立されたC.M.マニュファクチャリングの営業促進や広報活動などを担当しているC.M.セールス(本社はバンコクのシーナカリン道路)社長(MD)の杉山高史(すぎやま・たかし)氏がグループで唯一の日本人。同氏にC.M.マニュファクチャリングとC.M.セールスの現状と展望を聞いた。
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