中国・アジアの工場進出情報

2016.4.1 Vol.28 No.6
ビジネスレポート
ミャンマーのチャオピューでSEZ(経済特区)開発が始動

 ミャンマー政府はこれまでに3カ所の経済特区(SEZ=経済特区)を経済特区法に基づいて認定している。それらは日本がヤンゴン郊外に開発中ですでに一部の工場が稼働しているティラワ経済特区(SEZ)、南部のダウェイに開発するダウェイSEZ、そして西部ヤカイン(Rakhine)州のチャオピュー(Kyaukphyu)の3カ所。2014年1月に制定された改正経済特区法に基づいて開発が決まったチャオピューの1,700ヘクタールのSEZについて、中国のコンソーシアムが今年中にも大開発を開始することがこのほど決まった。天然ガスが近くで産出されるラムリー島の最北端に位置する同島最大の町がチャオピューで、島の中央部でラカイン州の本土とつながっている。
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