中国・アジアの工場進出情報

2016.3.1 Vol.28 No.4
産業アナライズ<電気・電子>
偏光板関連で需要が拡大
住友化学、江蘇省にFPD向け偏光フィルムの生産会社設立へ

 住友化学は近く、無錫市に大型FPD向け偏光フィルムの生産会社「旭友電子材料科技(無錫)」を設立する。現地ガラス基板メーカーの「東旭光電科技」と香港商社「拓米国際」との合弁事業。住友化学の投資額は80億8,400万円。同社は2004年に設立した「住化電子材料科技(無錫)」で同製品を生産(年産能力1,000万枚)しているが、TFT-LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレー)の需要が高まっていることから対応を急ぐ。年間20億元(350億円)の売上高を見込んでいる。
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