中国・アジアの工場進出情報

2016.2.15 Vol.28 No.3
ビジネスレポート
日本人狙う不動産ビジネスが活況のタイ東部シラチャ

 タイ東部にはヘマラート・イースタンシーボード、アマタシティ、ピントン、レムチャバン、チョンブリ、サハなどの数多くの工業団地が集積し、各工業団地では日系工場が圧倒的な存在感を持っており、タイ唯一の深海港であるレムチャバン港もある。周辺には家族で赴任する日本人が増え続けており、なかでもタイ西部のチョンブリ県シラチャ市に住む日本人が増え、この10年で大きな変貌を遂げている。現在の人口30万弱のシラチャ市に数%にあたる約1万人の日本人が住む。そこでこの10年、日本人向けマンションを中心とした高層ビルが林立し日本人向け不動産ビジネスが活況下にあり、日系ショッピングセンターの進出、バンコクの一流病院も進出など、シラチャはタイの新たな「日本人街」といった様相を深めている。
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