中国・アジアの工場進出情報

2016.1.1・15 Vol.28 No.1
ビジネスレポート
新工場完成、インドネシアへの本格輸出も開始した
タイの三光開発

 バンコク郊外のパトムタニ県ランシットの大型ショッピングセンターであるフューチャーパークの近くに1988年に設立された三光開発(SANKHO KAIHATSUCO.,LTD.)の工場では、精米、製粉、飼料機械に組み込む木製のフルイ(Sifter Sieve)を生産し、精米機トップメーカーとして知られるサタケ向けや日清製粉の製粉機向けに受注生産、また、倉庫で使う移動式ラックである「ネステナー」、多目的スチールパレットなどのマテリアルハンドリング関係の鉄鋼製品の特注品なども生産してきた。2015年に初めてインドネシアからもフルイを受注したことを契機に工場を当初工場の隣接地に拡張、15年末に完成させた。工場完成を機にニーム100%の床材、花梨(かりん)を使った神棚などの生産も開始した。日本人好みの赤茶けた色の花梨を使うことで売りたいと考えている。
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