中国・アジアの工場進出情報

2016.1.1・15 Vol.28 No.1
目黒教授の東南アジア市場参入・必勝セオリー
〜技術とビジネスモデルをどう生かすか〜
第23回:「製品化手法」の適切な選択(4)
〜“統合化アプローチ”に適した顧客層とは? 〜

 「アップル」「ユニクロ」「スターバックス」等の成功事例を見るまでもなく、あくまで優位性という観点から製品化を考えるのであれば、多様な市場に対して自社の製品・サービスを標準化させる「統合化アプローチ」こそが、最適な製品化手法ということになる。しかしながら、特定の製品化手法を採用する場合は、参入しようとする標的市場がどのような顧客層なのかあらかじめ考慮に入れなければならない。「統合化アプローチ」にはそれに適した顧客が存在し、「個別適応化アプローチ」にはそれに相応しい顧客が存在する。言い換えれば、もし、一つの製品化手法を採用した後に、標的とする顧客に変化が生じたならば、企業は当然その製品化手法自体を変えざるを得ない。例えば、製品化手法を「統合化アプローチ」から「個別適応化アプローチ」に変化させる、あるいは、それら2つの手法を組み合わせると言った事態も想定され得る。
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