中国・アジアの工場進出情報

2015.11.１5　Vol.27　No.20 FOCUS 連載企画：ASEAN経済共同体(AEC)発足に向けて(12) [マレーシア]イスカンダル計画が進行中 　マレーシアは、ASEAN諸国のなかでもAEC発足に大きな期待をかけている国のひとつである。AECがもたらす「モノとカネの流動化」が、同国の重要課題である「中所得国の罠からの脱却」のカギとなっているからだ。同国は「労働力を背景にした製造業を中核とした産業構造から、得意分野に特化した構造への転換｣「知識基盤を利用した成長への転換」を成長戦略の柱に据えているが､「周辺国を含めた新たな経済圏を構築し、そこでマレーシアが大きな役割を担うこと」が前項を達成するための必須要件となっている。その要件を満たすものがAECであり、TPPであり、現在進行中の「イスカンダル計画」なのだ。 ⇒全文(PDFファイル) ⇒全文(HTMLファイル：図表含まず)

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