中国・アジアの工場進出情報

2015.6.15 Vol.27 No.11
ビジネスレポート
タイの中古プレス機の現状
堀内マシンタイランド社長に聞く

 タイで日本製中古プレス機械を買い付け、タイに輸入して販売、修理、保守を行っている堀内マシンタイランド鰍ヘ2004年11月08日に資本金4百万バーツで設立。日本で大型を中心としてプレス機械を「購入」し、「解体」「運送」「据付」「試運転」「移設」までの一貫サービス、購入後の「保守」も請けている。堀内マシンタイランドの堀内久照(ほりうち・ひさてる)社長を訪問、最近のタイでの中古プレス機について聞いた。近年のタイの金属プレス業界では日系の他、タイのローカルの中古プレス販売への新規参入も増えているが、一方で倒産も増えているという。これはタイでも品質が高いプレス加工に高める努力を続けていなければ日本の大手自動車組立メーカーなどから淘汰される時代になっている。日系では1次下請けでも進出したタイで同じ納入企業の1次下請けになれず、下請けであるタイのローカルのさらに下請けを安い価格でやらざる得ないところもでている」と堀内社長は説明した。
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