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2015.6.15 Vol.27 No.11
ビジネスレポート
インド洋経済圏で急成長するスリランカ
スリランカ投資コンサルのビズコン社に聞く

 スリランカでは今年1月に大統領選挙が実施されたが、2005年からスリランカ大統領を務めていたラジャパクサ氏が野党統一候補であるシリセナ前保健相に予想外の敗北を喫した。大統領選はきわめて平穏に実施され選挙翌日には新大統領に座を譲った。スリランカの人口は2,030万人で、国土は九州よりは大きく、北海道より小さい6万5,000平方キロメートル。平和になったスリランカに2014年で250万人を超える観光客が世界から訪問するなど訪問者の増加が続いている。島国であるにも関わらずキャンディ(KANDY)、シギリヤ(SIGIRIYA)など世界遺産が8件もあるなど観光資源に恵まれている。最大都市であるコロンボ周辺だけでなく世界遺産の近くなどにシェラトン・ホテル・アンド・リゾートやシャングリ・ラ・ホテルズ・アンド・リゾーツ、ハイアット、マリオットなどの高級ホテルの投資が急増している。スリランカ出身で日本の大学で学位(経営学博士)を取得、投資・貿易・ビジネスで「日本とスリランカとの架け橋」を自認するビズコン社長のサーガラさん(DR Sagara Peththawadu)にスリランカ投資へのアドバイスを聞いた。
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