中国・アジアの工場進出情報

2015.3.1 Vol.27 No.4
ビジネスレポート
タイ物流の最適化担う唯一の企業目指すDMKタイランド

 タイで流通機能一括請負サービスを展開しているDMKタイランドの日本本社である潟fィー・エム広告社(東京都江東区大島1-9-8 大島プレールビル2F)は創業40年の3PL事業者。3PL(3rdparty logistics)とは企業の流通機能全般(保管、管理、梱包、発送、アフターケア)を一括して請け負うアウトソーシングサービス。多種多様な顧客の資材の保管管理発送をメーン事業とし、3PL事業以外でも、ダイレクトメール、販売促進のキャンペーン事務局(コールセンター)、企画商品のデザイン作成など事業範囲は広範囲にわたる。同社が創業した頃ではダイレクトメールの管理発送、コンピューターによる顧客管理が主要事業だったが、これまでに金融機関、小売チェーン、広告代理店等の顧客が広告宣伝物をタイムリーに行えるように、その資材の確実な発送から販促キャンペーンの事務局代行、ノベルティ製作、キャラクター版権まで、幅広くサポートするようになった。街で見かけるポスターやチラシの製作発送、販促キャンペーンの抽選と当選者への発送、その問い合わせ窓口のコールセンターも請けている。広告宣伝で同社はあくまで表に出ず、販売促進をしたい顧客とそれを支援する製作会社、製作物を送る物流会社との間の隙間を埋める業務が多い。2014年6月9日に設立したタイ法人のDMKタイランドの藤本耕平社長は、日本のディー・エム広告社の社長にも2014年12月1日付で就任した。バンコクのオフィスで藤本社長に現状と今後の方針を聞いた。
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