中国・アジアの工場進出情報

2015.1.1・15 Vol.27 No.1
目黒教授の東南アジア市場参入・必勝セオリー
〜技術とビジネスモデルをどう生かすか〜

第12回:セオリー1 参入カテゴリーの適切な選択(3)
 〜 伝統的マーケティングvs.新しい参入戦略 〜

 前回明らかにしたように、スタートアップカテゴリーが多い「導入期アジア市場」や成長カテゴリーが中心の「後行アジア市場」においては、従来型の“伝統的マーケティング”が今なお有効である。しかしそれら成長途上の市場においても、競合プレーヤー数が次第に増加すれば、マーケティングコストは否応なく上昇し、マーケティング活動の費用対効果は悪化の一途を辿る。東南アジアのスタートアップカテゴリーや成長(競争)カテゴリーにおいては、常にスペック7、コスト3(日本を10とした場合)の原則を忘れてはならない。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved