中国・アジアの工場進出情報

2014.12.1 Vol.26 No.21
ビジネスレポート
経営コンサルタント事業に注力する
スミタ・カルチャー・センター&プロダクション

 1963年にタイ国に移住した住田千鶴子さんは、1999年12月5日に開通したバンコクの高架鉄道であるBTSプラカノン駅前で開通直後から「スミタ・カルチャー・センター&プロダクション」を主宰、経営している。同センターでは、(1)語学・カルチャー・トレーニング(2)通訳・翻訳・コーディネーション(3)プロダクション(4)コンサルタントという4部門があり、タイの慣習に則った形で経営されている。「スミタ・カルチャー・センター&プロダクション」の経営母体は戦前からタイに来ていた父、住田勲(すみだ・いさお)氏から引き継いだスミタ・リミテッド・パートナーシップとタイ文部省の認可を得た学校法人、エデュケーション&コーディネーション梶B現在の売上高の約半分が通訳・翻訳業務によるもので、残りが研修など他部門。「ジェネラル・マネージャー」と自称している住田千鶴子さんだが、実際は社長で、「タイを始めとするアジア諸国と日本との架け橋として役立ちたい」と考えている。「最近は日本で行き詰った中小企業のタイ投資が増えていますが、あまりに考え方が安易で、首をかしげたくなるケースも増えています。タイを愛する者として、タイに来てほしくないと感じる日本人や日本企業もあるのが正直なところです」という住田さんに聞いてみた。
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