中国・アジアの工場進出情報

2014.6.15 Vol.26 No.11
ビジネスレポート
「日本を見に行こう」キャンペーンも展開する
石田大成社(タイランド)

 日本の親会社である石田大成社(いしだたいせいしゃ、京都本社=京都市中京区丸太町通小川西入)は、ほぼ1世紀前の1916年(大正5年)5月5日に印刷会社として京都で創業した老舗。現在の資本金は9千万円、グループ年商244億円、従業員数1,376人。今日では企画、編集、デザイン、翻訳、DTP、CG制作、製版、印刷、物流、イベントなどのサービスを広く手掛るだけでなく、海外で広告代理業務も含めたワンストップソリューションを提供している。日本全国の主要都市に拠点を構えているだけでなく、海外でも各地に現地法人、事務所網を広げている。初の海外進出は1989年で大手自動車メーカーの現地サポートを行うことで進出したのは米国ロサンゼルス。2年後にベルギーのブリュッセルにも進出した。アジアでも同様で、初のアジア拠点として1999年にバンコクオフィス設立。中国の上海にて2007年に単独資本では初の広告代理店を設立した。アジアで最近の進出国はシンガポールに2011年に進出、2013年にはインドネシアのジャカルタ。近く中国の広州にも現地法人を構える。台湾、スロバキア、北京などにも支店および独資の海外子会社を持っているが、自動車メーカー等の各種支援活動が中心的な業務になっている。
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