中国・アジアの工場進出情報

2014.6.15 Vol.26 No.11
産業アナライズ<機械>
農機メーカー各社
田植え機械の優位を活かし攻めの体制崩さず

 農機メーカー各社の2013年度決算が出揃った。各社とも国内と北米で大きく売上を伸ばしアジア事業は若干影を薄める結果となった。しかしアジア地域を今後の中核市場に据える戦略は変わっておらず、各社とも積極的な投資を続けている。とくに少子高齢化の波が押し寄せ始めた中国は、農業の機械化に注力しており今後も市場の成長が見込まれるため、トップシェアを握るクボタの「つまずき」をチャンスと見て攻めの姿勢を強めている。
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