中国・アジアの工場進出情報

2014.2.15 Vol.26 No.3
クローズアップ
ミャンマー・ティラワ工業団地開発、造成工事に着手
1月に事業共同体正式発足/2015年夏に第1期竣工予定

 ミャンマー・日本の両政府が共同で取り組んでいるティラワ経済開発区計画がようやく動き出した。2013年10月に合弁契約を締結し準備を進めていた事業共同体が年明けに正式に設立したことを受け、2月以降にも本格的な造成工事に着手する見通しだ。順調に進めば2015年夏に第1期開発区が竣工する予定で、今年上期中に入居企業向け予約販売を開始する。総事業費170億円を予定する同計画では日本水準の本格的な工業団地として整備されることから、完成を待ち望む日系企業が多い。また完成後は改正経済特別区法による最初の開発区となる予定で、入居・認可企業は各種インセンティブやワンストップサービスを受けることが可能となる。
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