中国・アジアの工場進出情報

2014.2.1 Vol.26 No.2
我が社のアジア戦略
桐井製作所、技術力・現地化推進で中国事業成長
日中関係悪化の影響あるも「上海タワー」の受注獲得

 鋼製下地材を中心とした建築用金属部材を手掛ける桐井製作所(東京都千代田区)は、香港を皮切りに上海、佛山(広東省)の3拠点を軸に中国市場で積極的に事業展開している。政治的問題を背景に一時受注活動に影響がおよんだ時期もあったが、日本で培った技術・信頼性の高さといった同社の強みが現地でも受け入れられている。同社の中国事業の特徴は“現地化”。「現地での細かな部分はやはり現地スタッフが一番把握している。進出当初から現地化を意識しながら体制を整えてきた」と同社代表取締役社長・桐井隆氏は話す。地域や経済情勢などにより受注にムラが発生しやすい中国事業だが、3拠点合計で売上規模50億円まで引き上げたい考え。まずは今秋までに香港拠点の工場移設・機能拡充に取り組む予定だ。製品の技術力・差別化に加え各拠点での営業・提案力、人的レベル向上を地道に積み重ね、競争力を持つ骨太な事業基盤の確立を目指していく。
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