中国・アジアの工場進出情報

2013.12.1 Vol.25 No.21
産業アナライズ<化学>
アジア地域における2013年のエチレン投資動向
中国の投資が再始動/東南アジアも着々と進行

 2013年のアジア地域におけるエチレン設備の新増設計画は、2012年夏までに複数設備が稼働開始した韓国では一段落。代わりに2010年以降一服感がみられた中国で再び活発化している。以前の見込みほどではないにせよ、同国の経済成長は確実に進んでおり、今後もアジア石化産業の能力増加の牽引役を担うことは当面揺るがないと見られる。その一方で、シンガポールやフィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナムの石化プロジェクトも進展を見せるなど、東南アジア各国の動きも注目される。
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