中国・アジアの工場進出情報

2013.10.1 Vol.25 No.17
ビジネスレポート
サイアム マーテックがタイ市場で拡販
自在形アイボルトは年1万5千本の販売を目指す

 タイのサイアム マーテック社(SIAM MARTEC CO., LTD.)は、2008年8月8日に日本のマーテック(神戸市)が、タイのサイアム・フォージング社(SIAM FORGING CO., LTD.スラポン・チョーチャイセングラット社長)が出資する合弁としてバンコクの南東のサムットプラカン県バンサオトンに設立された。マーテックでは2002年からサイアム・フォージング社に「フレノ・リンクボルト」の鍛造を依頼していた関係から両社の社長が協議、金属加工業を合弁でサイアム・フォージング社の鍛造工場に隣接する形でサイアム マーテック社を設立していた。両社社長はかつてタイで開催された展示会で知り合っている。そしてタイで製造した製品を日本に輸出してきたが、今後はタイ市場を重視、「自在形アイボルトを年1万5千本タイで販売する」(同社)ことを始め、タイからタイ以外の東南アジア市場開拓も開始していく。
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