中国・アジアの工場進出情報

2013.10.1 Vol.25 No.17
ビジネスレポート
タイに最も近いカンボジアの工業団地を訪問

 今後もタイを東南アジアでハブの生産基地としながらも、労働集約的な部門をカンボジア、ラオス、ミャンマーなど周辺国に移すSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)を検討するタイの日系企業が大中小企業を問わずに急増している。そのひとつの移転先がバンコクから最も近い隣接国国境であるカンボジアのポイペット。このポイペットのタイ側国境がサケオ県アランヤプラテートで、バンコクから約250キロ。ポイペット唯一の経済特区(SEZ)である「O’neang(オニアン)SEZ」のトエン・ビチェット副所長は、「これまでに入居している2社ともタイ企業。タイの前政権がカンボジアとの関係を悪化させた影響から5年間はまったく新規投資企業がなかった。しかしインラック政権で両国関係が大きく改善したので、最近ではタイ企業だけでなく、日本、韓国、マレーシア、インドから当団地への投資視察が増えている。近く進出企業は増える」と説明した。
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