中国・アジアの工場進出情報

2013.10.1 Vol.25 No.17
投資環境スタディ
バングラデシュ
魅力とリスクにあふれた投資先

 ポストチャイナの1国であるバングラデシュへの注目が集まっている。2011年7月〜2012年6月(バングラデシュの会計年度は7−6月)の日本からの投資額は8,060万ドルと前年比で4.4倍近くに急増。製造業だけでなく小売など幅広い分野での投資が増えている。背景にあるのは1億6,000万という巨大な人口(世界第7位)が示す市場の将来性、豊富な労働力だ。輸出の7割を占める縫製品の増加と海外出稼ぎ労働者からの送金により内需も拡大。とくに繊維・アパレル産業は、安価な労働コストや後発開発途上国特恵関税などから中国に次ぐ世界2位の規模に成長しており、ファーストリテイリングのように主要生産拠点と位置付けるアパレル企業も増えている。
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