中国・アジアの工場進出情報

2013.9.1 Vol.25 No.15
ビジネスレポート
今年タイに進出したばかりだが来年、日本の売上高を抜く公算
豊光社がタイでのCCFL(冷陰極管)照明ビジネスで出足好調

 1969年1月に有限会社として誕生、1987年に株式会社になった豊光社(ほうこうしゃ)では、北九州市に本社を置き電子基板の設計をメインとして活動してきた。しかし2008年9月15日に始まったリーマン・ショック(Lehman Shock)にともなう世界同時不況で顧客のほとんどが大手電機メーカーだった豊光社の受注は前年比で9割も落ちてしまった。この危機を乗り切るため、「受注に左右されない自社製品を持ちたい」と倉光宏社長が決断したのがCCFL(冷陰極管)を使った照明器具の「ソラナ」シリーズの開発製造販売。日本国内で予想外の健闘をしているだけでなく、タイにも進出して今年からバンコクで組立販売を開始したが、「2014年にもタイがCCFLの売上高で日本を抜くかも知れない」(倉光宏社長)という好調さを見せている。
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