中国・アジアの工場進出情報

2013.8.1・15 Vol.25 No.14
安積敏政のアジア経営戦略講座
=第24回=
変貌を求められる日本本社の課題と展望

はじめに
 企業経営視点から「21世紀のあるべき地域統括会社の課題と展望」を5回シリーズで考える最終回は、アジア全体の地域統括を俯瞰して「変貌を求められる日本本社の課題と展望」について触れる。日本企業のアジアへの本格進出は、まず1970年代のASEANを中心とした東南アジアであり、次いで1980年代の中国、そして1990年代のインドへと続いていく。時間をかけて現在の姿に発展したASEANの地域統括会社、短期間に急成長した経済の中で試行錯誤の中で設立された中国の傘型企業と地域統括会社、事業拠点数が2,000に近づき、新たな課題として登場したインドの地域統括会社、そして2015年前後には米国、欧州のGDP(国内総生産)を追い抜く拡大アジア(日本、中国、インド、ASEANなどを包含するアジア諸国)の地域統括会社が全社課題として出てきた。同時に日本本社のあり方が従来と同じままで良いのかが問われている。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved