中国・アジアの工場進出情報

2013.8.1・15 Vol.25 No.14
ビジネスレポート
タイでも金属粉末射出成形(MIM)で
高機能金属部品を製造開始した太盛工業

 日本の太盛工業(大阪府寝屋川市池田北町26-1)はプラスチックの射出成形を行う企業として昭和47年1月に森田清春氏(故人)が設立した会社で資本金1,000万円、従業員数約40名の中小企業。唯一の海外子会社であるTAISEI KOGYO (THAILAND) CO., LTD.も現時点ではまだ従業員数30人の中小企業として2012年11月にバンコクからアユタヤに向かう幹線道路に面した新しい工場団地の一角で量産を開始したばかり。しかし2012年末にはプラチンブリ県の『304工業団地』内の10ライ(1ライは1,600平方メートル)の土地を将来の工場拡張のために取得しているが、「まだそこでの操業をいつ開始するかは決めていない」と日本とタイの社長を兼務する田中茂雄社長。同社が取り組む高機能金属は新たな用途が無限に広がる可能性が高い魅力的なもので、そのひとつである多孔質金属は小さな気孔が無数にあいている金属材料で、従来にない多くの特徴を持っている。
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