中国・アジアの工場進出情報

2013.8.1・15 Vol.25 No.14
フォーカス
[カンボジア進出事例]アクリーティブ
プノンペンに経理事務アウトソーシング拠点
設立半年で立ち上げ/優秀な現地スタッフ確保が奏功

 ドン・キホーテグループの金融サービス会社「アクリーティブ」(旧フィデック、2017年7月社名変更)は2012年9月、カンボジアに経理業務アウトソーシング拠点として業務を開始した。中国における人件費高騰を受け安価かつ従来同等レベルでの業務活動ができる新たな場所を探した結果、カンボジアを選択した。初めての東南アジア進出でゼロからのスタートにもかかわらず、すでに安定した稼働状況だという。早期安定操業の主要因となったのは、現地事情に応じたシステム・制度の構築に加え現地採用のカンボジア人マネージャーの存在が大きい。
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