中国・アジアの工場進出情報

2013.8.1・15 Vol.25 No.14
フォーカス
[ミャンマー進出事例]住金物産
現地繊維製品企業を買収し事業体制強化
中国一極集中のリスク分散/早期700万枚体制目指す

 住金物産の繊維事業はOEM(相手先ブランドによる生産)・ODM(相手先ブランドの企画・生産)を主軸としており、これまで海外生産の9割が中国生産となっていた。近年の中国における人件費高騰を受け、ASEAN地域での生産体制を強化し1極集中からのリスク分散・最適生産体制の構築を進めている。ミャンマーについては2005年に小規模でのOEM生産を開始し、現在までに現地協力工場4社と生産ライン保証契約を結び自社ラインを確保。今年5月には現地衣料品製造会社「スーツスター」を買収し自社工場を獲得、同社として初めてミャンマーへの直接投資を行った。今後は自社工場やライン保証契約先の生産性向上、新規委託先の確保などで順次能力増強を図り、早期に700万枚体制確立を目指す。
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