中国・アジアの工場進出情報

2013.7.1 Vol.25 No.12
フォーカス
ASEANで進む自動車産業の再編
フィリピン、ネシアで進むサプライヤーチェーンの構築

 フィリピン、インドネシアへの日系の自動車部品メーカーの進出が相次いでいる。これまでASEAN地域の自動車部品供給はタイを中心に行われてきたが、タイバーツや同国人件費の高騰を受けて「地産地消」へ舵を切り始めているためだ。その背景にはインドネシアがタイに次ぐ大市場へと成長していること、フィリピンもまだ規模こそ小さいものの急激に販売を拡大しつつあることなど、その他の国での需要拡大がある。とくにフィリピンは、タイ洪水と東日本大震災によるサプライヤーチェーン壊滅の煽りをモロに受けたこともあり、リスク分散の意味でもそれら地域への生産拠点の拡散が今後も加速すると思われる。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved