中国・アジアの工場進出情報

2013.6.15 Vol.25 No.11
産業アナライズ<新エネルギー>
EUが中国製太陽電池に11.8%の暫定課税
47.6%の本格課税は回避できるのか

 EUが中国製太陽電池に対して11.8%のアンチダンピング課税を6月6日より暫定的に徴収開始した。大規模な貿易紛争への発展を危惧するドイツや英国をはじめとする構成国の反対が相次ぎ、急遽欧州入りした中国の李克強国務院総理とドイツのメルケル首相の会談で、保護貿易主義の回避が確認されたものの、中国による太陽電池モジュールの輸出数量制限や輸出価格の提案が、EU委員会に拒否された。2カ月間の暫定措置を経て、8月から47.6%に懲罰課税が引き上げられる。12月のアンチ・ダンピングの本格課税は回避できるのか。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved