中国・アジアの工場進出情報

2013.6.1 Vol.25 No.10
ビジネスレポート
船員を中心とした人材育成で世界に派遣
 ミャンマーのヤンゴンに新たな航海訓練センターが誕生

 かつて日本船籍の船では日本人しか船員になれない規則があったと記憶するが、これまでに日本船籍の外航船も国際競争力を維持する必要からも船員確保が自由化され、フィリピン人が日本の船でも最大の存在になっている。世界最大の船員供給国がフィリピンで30万人以上のフィリピン人が世界外洋船の船員として働いているという。現地の水準では給与が高い船員は発展途上国ではあこがれの職業で、フィリピンの他にもインド、中国、インドネシア、最近ではベトナムやミャンマー人の船員の人気が比較的良いようだ。軍事政権下のミャンマーでは国際航路の船員なら海外から自動車を破格の条件で持ち帰れるという特権が与えられることも船員になる魅力だった。最近、ミャンマーのヤンゴンでミャンマーの友人の友人が「開放政策になったので重要性が増すと考えて」開設したばかりの民間の航海訓練センターを訪問する機会があった。
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