中国・アジアの工場進出情報

2013.5.1 Vol.25 No.8
産業アナライズ<新エネルギー>
成長鈍化で中国メーカー出荷に急ブレーキ
ダンピング回避でアジア・日本市場に照準

 世界の太陽電池モジュールの約6割を供給してきた中国メーカーの出荷に急ブレーキが掛かる。大手メーカー10社の出荷量は、12.4GWと2011年の11.0GWに比べて12.3%増加したが、固定価格買取制度で急成長する日本市場とは異なり、世界需要が停滞する中で当初見込んだ15GWには届かない。大手メーカー8社の2013年出荷見通しは30〜43%増加と強気ながら、採算確保と米国および欧州のアンチ・ダンピング課税の影響もあり、先行き不透明感が高まる。
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