中国・アジアの工場進出情報

2013.4.15 Vol.25 No.7
クローズアップ
日本発プレハブ住宅、アジア進出本格化
積水ハウスに続き大和ハウスも中国進出/積水化学のタイ工場稼働

 ドイツや米国でスタートしたプレハブ(工業化)住宅は1950年代後半から日本で発展し、現在日本は世界一のプレハブ住宅大国となっている。住宅産業は国内市場をターゲットとした産業構造のため海外展開は難しいとされていたが、工場で部材を量産・加工し現場施工を簡便化したプレハブ住宅をアジアで展開しようとする動きが本格化している。2012年4月に積水ハウスが遼寧省で専用工場を稼働、今年3月には積水化学工業のタイ工場も操業を開始した。9月には大和ハウス工業が浙江省で事業を開始する予定だ。南北に長い島国・日本では北海道から沖縄まで幅広い気候に対応したプレハブ住宅を展開し、地域に応じた対応は得意分野。各社とも地域特性に合わせた仕様・価格帯で攻勢をかけていく意向だ。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved