中国・アジアの工場進出情報

2013.4.15 Vol.25 No.7
アジアデータバンク
鉱工業生産指数
中国、インドともに回復の兆し見える

 2月のアジア各国における消費者物価指数(CPI)はおおむね高い水準で推移した。とくにインドは伸び率10.9%と高く、中国と同様に景気対策の阻害要因となっている。一方、ベトナムは7.02%と高い水準ながらも沈静化が進んでおり、今年も目標値である8.0%を下回る公算。ただ、これは景気低迷によるものでもあり同国は難しい舵取りを迫られている。その他アジアは落ち着いてはいるものの、景気の回復が見えるフィリピン、穀物輸入の制限を実施しているインドネシアでは若干の高い伸びが見られた。
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