中国・アジアの工場進出情報

2013.4.1 Vol.25 No.6
ビジネスレポート
タイ・シルベック(Thai Silvec Co.,Ltd.)
硬質アルマイト、シュウ酸アルマイトの量産開始
現在のカメラ部品に続き自動車部品の受注増目指す

 日系めっき工場のタイ・シルベック(Thai Silvec Co.,Ltd.)は、タイのチョンブリ県のアマタ・ナコーン工業団地で2012年7月に操業開始して1年に満たない。タイのBOI(投資委員会)から投資奨励事業に認定され、外資100%出資、8年間の法人税免除、機械輸入の免税といった恩典を得ているが、BOIでは「めっき」業を形が見えるモノを作る製造業として分類せず、7類の「サービス・公共事業」として扱っている。日本の本体である潟Vルベック(埼玉県八潮市浮塚879、斉藤晴久社長)は、1963年に現会長の斉藤和久氏が東京都荒川区で資本金150万円のシルバーメッキ工業鰍ニしてスタートした老舗のめっき業。各種アルミ素材へのバレルめっきを1991年に、3価クロムメッキの量産品へのバレルめっきといった自社技術を開発、デジタルカメラ、携帯電話、自動車向けやコネクターなど電子部品を手掛けている。日本の現社長でタイ法人のタイ・シルベックのCEOは会長の長男にあたる斉藤晴久氏。
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