中国・アジアの工場進出情報

2013.4.1 Vol.25 No.6
ビジネスレポート
2012年売上高は当初予想の200%増
タイの労働者不足に対応する省力化機械販売に本腰
KGKエンジニアリング(タイ)田邉浩一副社長に聞く

 兼松KGK(東京都練馬区桜台1-1-6、千葉靖雄社長、昭和38年5月15日設立、資本金7億683万5千円)のタイ法人であるKGKエンジニアリング(タイ)ではタイでの工作機械、産業機械、エネルギー関連と周辺機器の販売を行っているが、2012年売上高は当初予想の200%増となったが、2013年売り上げも2012年比で2割増を見込んでいる。「今後は省力化提案を増やしたい。製造業のビジネス拡充に向けた新たな提案をさせていただくことで我々のビジネスも拡大させたい」とKGKエンジニアリング(タイ)で常勤トップの田邉浩一(たなべ・こういち)副社長。KGKエンジニアリング(タイ)の社長は非常勤として親会社の兼松KGK取締役である岡元裕二(おかもと・ゆうじ)氏が兼務している。田邉副社長は兼松KGKがタイを立ち上げる調査段階からタイに関わってきたベテランで、「東京貿易部も含め、これまで9回の転勤をしてきたが、今回のタイは2回目の駐在」として2012年11月に赴任したばかり。田邉副社長は愛知県安城市生まれ、名城大学理工学部で機械を専攻、卒業後すぐ兼松KGKに入社して機械一筋できたベテラン。
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