中国・アジアの工場進出情報

2013.3.15 Vol.25 No.5
産業アナライズ<新エネルギー>
中国の多結晶シリコン、アンチ・ダンピングの行方
太陽光発電は2013年に10GW導入に上方修正

 中国商務部が3月中に太陽電池グレードの多結晶シリコンで、米国、韓国、EUからの輸入品に対してアンチ・ダンピング課税に踏み切る。中国政府は行き詰まる太陽電池産業の立て直しに向け、昨年下期から産業構造改善に向けた施策を打ち出す一方、米国、EUの太陽電池モジュールに対するアンチ・ダンピング課税への動きに対抗し、原料多結晶シリコンのダンピング調査を実施した。ところが、中国が国産化の道を進める一方で、足下にはコスト競争力の課題がつきまとう。原料シリコンの輸入関税の徴収が中国の太陽電池産業の救済に効力を発揮するのか、疑問が残る。
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