中国・アジアの工場進出情報

2013.2.15 Vol.25 No.3
ビジネスレポート
マレーシアのマラッカに日系中小企業向け集合工場建設へ

 日本の中小企業の製造業の東南アジアへ進出の勢いがさらに増しており、タイを筆頭にベトナム、インドネシアに続き、カンボジアやミャンマー進出を検討するところも増えている。日本の国内の空洞化、「チャイナプラスワン」や中国での操業を反日運動などからコストが安い他の国に生産拠点を移すことを考える日系企業が急増しているが、その多くがインフラの未整備などの問題に面しているが、マレーシアは道路、港湾、通信、電力などのインフラ整備面が東南アジアで最も進んでいる国とされる。そのマレーシアで、日本の中小企業向けに初期投資コストが安い工業団地内にレンタルの集合工場を建設する新規プロジェクトがマレーシアのマラッカ州で始まった。日本の大手商社出身の日本人がこの計画を進めているが、すでにジョホール州では1工場1,000平方メートルの日系中小企業向け集合工場(ユニット)が9ユニット開発されたが、すでにフルテナントになっている。近く建設を始めるマラッカでのプロジェクトも14ユニットという小プロジェクトだが、これが成功すれば同じコンセプトの集合工場をマラッカとジョホールで増やしたい考え。
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