中国・アジアの工場進出情報

2012.11.1 Vol.24 No.19
バンコクレポート
ファミマがタイ大手セントラルと資本提携
日系コンビニ各社がASEAN進出を加速

 コンビニ大手ファミリーマートは9月27日、タイ最大の小売業セントラル百貨店グループと資本提携することで正式調印した。実質的に90.41%を出資する現地運営会社サイアム・ファミマの株式50.29%を約78億円でセントラル側に譲渡した。タイでは現在746店が営業中で、提携により5年以内に1500店、10年後には3000店に増やす。タイではセブン−イレブンが約6660店と独走しており、2018年には1万店突破を目指している。日系コンビニ各社にとって、東南アジア諸国連合(ASEAN)は中国と並ぶ将来の重要市場で、各社が激しい競争を展開している。
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