中国・アジアの工場進出情報

2012.11.1 Vol.24 No.19
産業アナライズ<化学>
拡大するアジアの合成ゴム産業
自動車向け中心に新増設活発化

 合成ゴムはタイヤ・チューブ向けが主力用途であり、工業用製品向けも自動車部品の占める割合が多いため、需要は自動車産業の好不況に大きく左右される。2010年以降は新興国における自動車需要拡大などに伴い、合成ゴム関連の新増設計画が活発化。特に収益性が高く、低燃費タイヤ向けに市場拡大が期待される溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)、自動車部品や産業用ゴムとして用いられるEP(エチレン・プロピレン)ゴムといった特殊品で新増設計画が相次いでいる。原料の安定調達や需要地生産を目指し、2013〜2015年にかけてアジアを中心とした新製造拠点の稼働が見込まれている。
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