中国・アジアの工場進出情報

2012.10.15 Vol.24 No.18
クローズアップ
大王製紙、タイの乳児用紙おむつ能力倍増強
経営体制再構築、中計で海外事業強化鮮明に

 元会長による巨額の借り入れ事件で経営体制が混乱していた大王製紙は、北越紀州製紙が創業家から同社株式を買い取ることで事態を収拾することができた。新体制で再スタートを切った同社は、9月に2014年度までの中期事業計画を発表。経営基盤を再構築するとともに、アジアを中心とした海外成長戦略を推進する方針を示した。とくに成長が見込める紙おむつ製品ではタイ工場での能力増強に加え中国への新工場建設も視野、「H&PC(ホーム&パーソナルケア)加工品事業」を軸にアジア展開を加速させる。
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