中国・アジアの工場進出情報

2012.9.15 Vol.24 No.16
バンコクレポート
タイ経済界で「ミャンマー投資ブーム」
先行企業の「失敗例」に学べ

 タイ企業がミャンマー投資を加速させている。2010年の総選挙とスーチー女史の軟禁解除、さらに同氏が今年4月の補選で当選したことにより、欧米諸国が経済制裁の緩和に動いていることが大きい。タイ国内で消費される天然ガスの約3分の1はミャンマーからの輸入で、もともとタイとミャンマーは経済分野で深い関係を持つ。タイ側にとっては、当面、国境に近いダウェイでの工業団地開発など社会基盤(インフラ)整備を先行させることになりそうだが、日用品やメディア会社の提携などすそ野が広がってきた。ミャンマー進出を狙う日本企業にとって、タイ企業のミャンマー投資は先導役となりそうだ。
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