中国・アジアの工場進出情報

2012.7.1 Vol.24 No.12
FOCUS
再び加熱するアジア食品ビジネス
調達現場から市場に変化

 日本企業によるアジアを舞台とした食品ビジネスが加速している。かつてアジアは日本市場への調達現場に過ぎなかったが、現在ではアジアそれ自体を市場とする動きが大部分を占める。富士経済が発表したところによると2009年のアジアにおける加工食品の市場規模は34兆円超。うちもっとも大きなウエイトを占めたのは中国で40.8%、日本が36.4%、インドが6.0%、韓国が5.9%となっている。中国およびインド、ベトナムなどの加工食品市場は前年比10%以上で拡大しており、とくに中国は前年比18%強成長した。このまま順調に推移すれば2015年には中国はアジア10カ国プラス日本の加工食品市場の60%に達すると予測している。
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