中国・アジアの工場進出情報

2012.4.15 Vol.24 No.7
クローズアップ
ラオス、タイや中国の補完型事業展開でメリット
投資優遇策で国内外格差解消/年率8%成長に外貨獲得必須

 ラオスはここ数年GDP成長率が年率7%台で推移し、高成長が続いている。金や銅といった鉱物資源が豊富な同国では、鉱物輸出が経済発展をけん引している状況だ。一方この資源開発への偏重を低減させるため、政府は加工工業の育成を重点施策として取り組んでいる。2009年には国内外投資奨励法を統一し新たな投資奨励法を制定するなど、投資環境改善に取り組んでいる。豊富な資源と安価な人件費、タイやベトナム、中国に隣接する地理的条件をメリットに海外企業への投資を積極的に誘致し、さらなる経済発展に結びつけたい意向だ。
全文(PDFファイル)全文(HTMLファイル:図表含まず)

全文閲覧はAMR購読者限定のサービスです >>> まずはAMR無料サンプルを
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved