中国・アジアの工場進出情報

2012.4.15 Vol.24 No.7
産業アナライズ<化学>
高まるサウジ品の中国シェア
ポリオレフィン流入200万トン突破もbPはL−Lだけ

 競争力のあるサウジアラビア製の石油化学製品がアジア市場を席巻すると喧伝されて久しい。大量の石化製品を輸入している中国において、最も多く消費されるプラスチックであるポリエチレンやPP(ポリプロピレン)といったポリオレフィンのみに限定すると、サウジからの輸入量は2011年で200万トンを突破、前年まで長らく首位だった韓国を追い抜き、ついにトップの位置に立った。それでも中国が輸入するポリオレフィン量の2割に満たない。その量をやはり大きいとみるか、意外に小さいとみるか、見方が分かれるところだ。一方のサウジにとって、ポリオレフィンの輸出先としての中国市場の位置付けはどの程度なのか、検証してみた。
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