中国・アジアの工場進出情報

2011.12.1 Vol.23 No.21
産業アナライズ<環境>
マレーシア、環境立国目指し施策強化
民間による投資プロジェクトも発足/総額7,000億円

 マレーシアは2009年に就任したナジブ・ラザク首相の下、政府による環境施策を相次いで発表している。国際会議でのCO削減目標の発表に加え、2011年から5カ年の「第10次計画」では環境保護に関する国家計画を打ち出した。再生可能エネルギーへの投資促進を目指した刺激策やエネルギー効率の向上、固形廃棄物管理体制の構築、森林保護、大気汚染防止などの分野で、関係省庁を中心とした取り組みも開始している。これら施策の前提となるのは先進国からの技術支援。日本は2009年に当時の鳩山由紀夫首相とマレーシアのナジブ・ラザク首相の間で、両国間の環境エネルギー分野協力拡大に向けた「日本・マレーシア環境エネルギー協力イニシアチブ」を交わしていることから、同分野への参入が今後活発化すると見込まれる。
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