中国・アジアの工場進出情報

2011.12.1 Vol.23 No.21
産業アナライズ<化学>
2011年のアジアPS需要は前年並み
景気減速・金融引き締め等で成長鈍化

 アジアにおけるPS(ポリスチレン)の2011年需要は、前年比横ばいか若干の減少となる見通しだ。欧米の景気減速懸念や中国の金融引き締めなどで世界経済の不透明感が増すなか、需要増加の牽引役となっている中国やインドの成長率は鈍化する見込み。また成熟市場である日本・韓国・台湾のうち、中国向けの輸出比率が高い韓国・台湾は減少する公算が大きい。内需主体の日本ではデジタル家電向けを中心に需要不振が続いており、円高の進行もあって輸入品の拡大が目立ち始めている。
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